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- 発症リスク評価
脳健康評価プログラム MVision health(エムビジョン・ヘルス)
頭部MRI画像から認知症リスク因子となる脳全体の萎縮度と白質病変量を定量評価するサービスです。
導入事例
利用環境、利用者
2次元T1強調画像とFLAIR画像を含む頭部MRIデータをクラウドへアップロード頂くことで、弊社のAIが画像を解析し、レポートを返却します。 独自の技術により、幅広い撮影条件・機器に対応が可能です(スライス厚6~7mm程度の低解像度や、1T以下の低磁場MRIにも対応)。 本サービスを目的とした追加の撮影や撮影条件の変更は不要です。 データの授受は、原則クラウドで行います。インターネットに接続できるPCをご用意頂ければ、特別なソフトのインストールは不要であり、簡単な操作で解析依頼が可能です。 利用者は、科医師、放射線技師、コメディカル、事務局等になります。
想定効果
本サービスを頭部MRIオプションとして導入することにより、健康診断・人間ドック・脳ドックの受診者に脳の健康状態の可視化という新たな価値を提供することが可能になります。MRIの稼働率向上、受診者のリピート率の増加につなげます。また受診者に向けて生活習慣の改善等のアドバイスを行うきっかけを得ることも期待されます。
サービスの特長
・脳全体を対象とした評価が可能です。 ・医療機関のご要望に応じて、海馬・扁桃体といったアルツハイマーと関係が深いとされる構造物の体積の測定も可能です。 ※本測定には、3次元T1強調画像が必要です ・頭部MRIのAI画像解析により、認知症等の脳疾患リスクに関連するとされる脳の萎縮度と白質病変量を数値化します。 ・20~80代の健常者の約3万件のビッグデータを根拠とした年代別の萎縮度・白質病変量の統計量に基づき脳の健康度評価を行います。
効能・エビデンス
・脳の情報の定量化の基盤となるAI画像解析技術は研究界で広く普及。世界で4,000人にも及ぶ研究者により利用実績があります。 ・30代以降の脳の萎縮度と生活習慣との関係を約3万件のビッグデータに基づき明らかにしたエビデンスを有します。 ・このほか、国内外の多くの大学や病院との共同研究実績があり、100報以上の学術論文がこの技術をもとに発表されています
サービス利用上の注意事項
本サービスは、医療機器ではなく、いかなる疾病の予防、診断、治療目的に用いられるものではありません。 健常者の未病段階での脳の健康状態を可視化するためのサービスです。医療機関においては、受診者の生活習慣改善の動機付けとしてご利用頂ければと思います。
データの二次利用
解析結果としての統計値などは、受診者に同意を取得し、匿名化した上で論文・学会発表等への利用、自社のサービスの改善・改良および新しいサービスの開発に利用させて頂きます。なお、情報管理の観点で、個人情報やMRI画像等は、解析後速やかに廃棄しています。
製品公式Webサイト
医療機器承認・認証番号
※本プログラム MVision health(エムビジョン・ヘルス)は、医療機器ではありませんが、基盤となるAI画像解析技術は下記の医療機器プログラムと共通のものを使用しています。 販売名|画像解析プログラム MVision brain 認証番号|305ADBZX00047000 一般的名称|汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム 認証日|令和5年6月20日
動作環境
・インターネットに接続可能なパソコン(ノートPC含む) 推奨動作環境 ・CPU :動作周波数2GHz以上 ・メモリ :4.0GB以上 ・OS : Windows 10以降 ・ハードディスク空き容量 :100GB以上 ・ウェブブラウザ : Google Chromeバージョン 86以上 Microsoft Edge バージョン86 以上
規格とガイドライン
3省2ガイドライン AIプロダクト品質保証ガイドライン
サービス事業者による医療情報セキュリティ開示書(SDS)チェックリスト
提供元企業へお問い合わせください
初期導入コスト
・初期導入費用|不要 (インターネットに接続可能なパソコンは医療機関にてご用意ください)
ランニングコスト
・維持費用|不要 ・サービス利用量に応じた従量課金
無料試用期間
サービス開始前の無料デモ解析を推奨しています
更新日: